鵜林 尚靖
Naoyasu UBAYASHI, Ph.D.

[English] Last Update: April 16, 2024
face photo 【職名】 早稲田大学教授(任期付), 九州大学名誉教授
【所属】 早稲田大学 理工学術院 国際理工学センター


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専門分野

  研究室  (POSL: Principles Of Software engineering and programming Languages)  紹介

鵜林研では,AI・機械学習,集合知発見(ソフトウェアリポジトリマイング),プログラミング言語理論,形式手法などを駆使したソフトウェア工学について研究しています.ソフトウェア工学とは,高品質なソフトウェアを開発するための学問分野です.何やら地味な分野に思われるかもしれませんが,実は鵜林研ではプログラムバグの自動修正などチャレンジングで夢のある研究テーマに取り組んでいます.バグが自動的に修正できたらスゴイと思いませんか? 皆さんは夢物語と思うかもしれませんが,ソフトウェア工学の最前線では最もホットな研究テーマの一つです. 鵜林研では研究成果を論文として発表するだけではなく,実際に活用可能なソフトウェア開発支援ツールを開発しオープンソースソフトウェアとしてGitHubから公開しています.

研究室紹介ポスター

  研究テーマ  (ソフトウェア工学 × AI・機械学習 × 集合知発見)

先進的なプログラミング・エクスペリエンス(PX)

プログラミング言語理論,AI・機械学習,集合知(オープンソースソフトウェア,バグ修正情報,Stack Overflowのようなプログラマ向けQ&Aサイトなどのオープンデータから発見される知識)を駆使した先進的なプログラミング支援環境の構築を目指して以下のような研究テーマに取り組んでいます.

集合知発見のためのソフトウェアリポジトリマイニング

集合知の発見に関連する研究です.現在,情報科学の分野でホットな話題の一つに爆発的なデータ(ビッグデータ)を効率良く処理するための研究があります.たとえば,EclipseやFirefoxなどのオープンソースソフトウェアプロジェクトでは,世界中の開発者が作成した大量のソースコードやメール履歴がリポジトリと呼ばれているデータ貯蔵庫に格納されています.これらのデータはソフトウェア開発にとって宝の山です.全世界の一流プログラマの開発ノウハウがリポジトリに眠っているからです.鵜林研では,リポジトリから有用な知識や知見を発掘する手法(ソフトウェアリポジトリマイニング)について研究しています.また,共同研究を通じて,企業におけるオープンソースの導入支援,企業開発データの分析支援も行っています.

形式手法を活用した高信頼ソフトウェアの開発

形式手法(Formal Methods)とは,ソフトウェアの仕様を,集合,関数,論理などの数学的な考え方に基づいて記述し検証するための技術です.昨今ソフトウェアに起因する事故が新聞等を賑わしていますが,形式手法はソフトウェアの信頼性を向上させる手段として最も注目されています.鵜林研では,形式手法に基づいたソフトウェアの設計検証について研究しています.

  公開ソフトウェア (GitHub)

  著書


主要論文

  ジャーナル

  国際会議

[研究業績詳細]

学会活動

国際会議

国内会議


担当授業科目(早稲田大学)


プロフィール

学歴

職歴

学位

所属学会

受賞


リンク


鎌倉 長谷寺